Windows Vistaから採用された新しいユーザーインタフェース。Windows VistaのGUIは、視覚効果の高い順にWindows
Vista Aero(AeroGlass)、Windows Vista ベーシック、Windows スタンダード、Windows クラシックが用意される。
Windows Vista Aero
WindowsVista ベーシック
Windows スタンダード
Windows クラシック
Windows Vista Aero(AeroGlass)
最も視覚効果の高いインタフェース。半透過処理、アニメーション効果が多用される。またWindowsフリップ3D、タスク バーでのウィンドウのサムネイル表示が使用可能。
DirectX9対応のチップセットまたはグラフィックボードが必須。
Windows Vista Aeroの要件は公式ページによると以下となる。
Windows XP で実行した Windows Vista Upgrade Advisor の評価どおりのグラフィック メモリ帯域幅要件に対応
Windows Vista ベーシック
Windows XPと同様のインタフェース。Windows Vista Aeroが使用できないチップセット、またはグラフィックボードの場合のインタフェース。Windows
Vista Aeroと比べ、半透過処理、アニメーション効果、Windowsフリップ3D、タスク バーでのウィンドウのサムネイル表示など一部のインタフェースが利用できない。
Windows Vista Aeroに対応していないWindows Vista Home Basicのデフォルトインタフェース。
Windows スタンダード
Windows2000と同様のインタフェース。
Windows クラシック
Windows98と同様のインタフェース。
Windows Vistaのインタフェースを切り替えるためには、
[スタートメニュー]-[コントロールパネル]-[色のカスタマイズ]-[詳細な色のオプションを設定するにはクラシック スタイルの[デザイン]プロパティを開きます]を選択し、表示される[デザインの設定]画面にて行なう。
AeroはWindows Vistaのバージョンのうち、Windows Vista Basicでは使用できない。また不正コピーされたWindows
VistaでもAeroは動作しなくなる。
2005/12/12 Windows Vistaのユーザー・インターフェースを2種類に集約 ITPro
米MicrosoftはWindows Vistaの新しいユーザー・インターフェースとして,「Aero Glass」「Aero Express」「Aero
To Go」の3種類を計画していたが,それを変更。現在,同社はグラス効果を含む「Windows Vista Aero」と,XPの表示に似ている「Windows
Vista Basic」の2モードだけを提供する予定。